こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

カンボジアは4月中旬にクメール正月があり、大型連休をいただいておりました。その間、わたしはお隣の国、ベトナムに旅行していました。


仕事以外で外国に行くのはかなり久しぶりで、初めての国を訪れるあの新鮮な感覚に浸っていました。記念すべき人生10カ国目。ベトナムで撮影した写真は、インスタグラムにて随時、投稿していきますのでご覧くださいませ。


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また気が向いたら、ベトナム情報もブログで書いていきます。


さて、そんなこんなでクメール正月も終えて、やっと通常運行に戻ったカンボジアでは早速、今年度の活動が始まっています。昨年度は何かとばたばたしていたことを言い訳に、あまりこちらを更新していませんでした。


でも、改めて考えると、毎日生きているだけでアウトプットすべきこと、あるいは書き残しておきたいことは山ほどあるんですよね。


それに、昨年度からの学びで、まとまった期間の報告書を作成するときにブログってすごく役に立つんです。検索もできるし、ブログから画像も引っ張ってこれるし。


という目的もあって、これからはもう少し日々の活動にも焦点を当てて、更新していこうかと思っています。すぐにサボってしまう気もするので、皆さん、リアクションをお願いします(笑)


今年度も、認定NPO法人テラ・ルネッサンスがカンボジアで展開をしていく事業は大きく3つ。


①地雷撤去支援


②地雷埋設地域村落開発支援


③地雷被害者を含む障がい者家族の生計向上支援


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なかでも、わたしが主に携わっているのは3つ目。


2017年4月から開始したこのプロジェクトも、2年目に入りました。基本的には自然農業の普及による、対象世帯の生計向上ということで、活動自体も昨年度とそれほど大きくは変わりません。


家庭菜園の推進も、そのひとつです。


自家消費する分の野菜を自給することで、支出における食費を削減できるのではないか、という考えで、狭い土地でも可能な家庭菜園をすすめています。


 

事業のベースライン調査時には、対象100世帯のうち、野菜の購入による支出があると答えたのは89世帯でした。その平均支出額は28.12ドル。


カンボジア農村部での日雇い労働に換算すると、約6日分の収入に当たります。土日を除いて、仮にひと月20日間、日雇い労働をするとしたら、これによる収入の30%が野菜消費に消えるわけです。(実際には土日も働く人もいますし、季節によって日雇い労働自体の機会も変動するので、一概には言えません)


地雷被害者を含む障がい者家族の生計向上支援プロジェクトでは、毎月2種類の野菜に関して、栽培技術や採種方法のトレーニングを提供します。対象が100世帯あるので、4つのエリアに分けて1日2セッション、計4セッションを2日に分けて実施します。各セッション終了時に、その2種類の野菜の種を配布します。


今月の野菜は「cucumber(キュウリ)」と「chinese mustard green(日本語でなんて言うんだろ、、)」です。 新卒NGO職員がゆく。photo by 延岡由規


カンボジアの人に聞いたところ、キュウリは他のいくつかの野菜と並んで、カンボジア家庭料理には欠かせない野菜のひとつ。スープにも、炒め物にも使えるし、そのままでも、漬物にしても食べられます。わたしもカンボジアに住んでいてキュウリを口にしない日はないんじゃないというぐらい。


家庭料理に欠かせないということは、裏を返せば、市場に行くと必ず買うということ。


自家消費分のキュウリを自分で栽培できると、必然的にその分の出費を抑えられるというわけです。


もうひとつのchinese mustard greenもカンボジアの人たちはよく食べる野菜のひとつです。カンボジア特有の酸っぱい味付けのスープの具材として使用したり、なまでそのまま食べたり。


そんな2種類の野菜について、種を植える前の準備や、収穫までの期間などを伝えます。先生はカウンターパートの現地NGO CRDNASEのスタッフ。だけじゃなくて、対象地域であるカムリエン郡の農林水産局のスタッフも駆けつけて、知識を共有してくれました。このプロジェクトは終了までの残り約2年9ヶ月を目がけて、現地カウンターパートに引き継いでいく必要があります。そのうえで、今回のトレーニングのような、プロジェクト実施側の協力関係が築いていけていることがとても嬉しかったです。


新卒NGO職員がゆく。photo by 延岡由規

2種類の野菜だけにとどまらず、自然資源を活かした液体肥料、防虫薬の作り方も伝えました。


新卒NGO職員がゆく。photo by 延岡由規

出席率は100%とまではいかなかったものの、村のおっちゃん、おばちゃんたち、忙しいなか参加してくれました。体調不良やどうしても外せない用事で参加できなかった家庭には、別途、家庭訪問をして野菜の種を渡し、状況のヒアリングを行います。


ヒアリング中に、思わぬことが聞けたり、深刻な問題を耳にすることがよくあるんです。だから、インフォーマルな場/時間って大切なんだなあと、いつも感じています。


 

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わたしの「国際協力」に対する想いや考えはこちらにもかなり詰め込んでいます。NPO法人コンフロントワールドを立ち上げた原貫太さんとの共著、ぜひお読みください。

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