カテゴリ: 書籍/映画の紹介

こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

ここ最近はたくさん本を読んでいます。

読書を電子化したことがとても大きいですね。電子書籍はこれまで食わず嫌いだったのですが、カンボジアに住み始めるとそうも言っていられない状況になりまして。

1回読んでみると、その便利さの虜になりました。

Kindleにない書籍でも、電子書籍化サービスを取り扱っている業者に注文すれば、海外にいながらどんな本でも読むことができます。ほんと、便利な世の中ですね。

さて、大学生になるまで夏休みの読書感想文の課題図書以外はほとんど本を読んでこなかったわたしが、昨年末から貪るように読書をしています。

今回はそのスイッチを押してくれた1冊をご紹介します。

・本を読んだら読みっぱなしで、内容が頭に入ってこないという方

・いまいち、何を勉強したいのかがピンときていない大学生

・グループ面接/グループディスカッションで鋭い視点の発言で、周りと圧倒的な差をつけたい就活生

・そもそも、読書に価値を見出していない方

まずはこの1冊から始めてみましょう。

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概要


本書は、限られた時間の中で、いかに費用対効果の高い「戦う武器」を手に入れ、実戦で手足のように使いこなすかについて、「戦略」「インプット」「抽象化・構造化」「ストック」の4つのステップから1冊に体系化する。
お飾りの知的武装ではなく、知識を本当に使える武器へ変える、超実践的な手法を紹介。
この世をしたたかに生き抜くための、最強の知的生産術。
amazon.com『商品紹介』より抜粋)

そもそも、本書のタイトルにも使われている「知的戦闘力」とはどんな力のことを指すのか。「知的戦闘力を高める」とはどんなことを言うのか。

本書ではこのように書かれています。
一言でいえば「意思決定の質が上がる」ということです。優れた意思決定は優れた行動に直結し、優れた行動は優れた結果をもたらします。

つまり、「知的戦闘力」=「意思決定の質」のこと。

この「知的戦闘力」を独学によって高めていく方法が、惜しげもなく紹介されています。

 

これから先70年を変えてくれた


人生100年時代と呼ばれる現代社会。


わたしは今、24歳なので少なくともこれから先、70年以上は生きられてしまうわけです。


一生勉強、と日頃から生活を送っているわたしにとって、言い換えると「あと70年以上はまだ勉強し続けることができる」ということ。


どうせなら、効率良く、効果的に勉強をしたい。そんな時にふと目にしたタケダノリヒロさんのTwitter。






その後、すぐに本書を購入し、読み終えてからとにかくインプットが楽しくなってしまい、この記事を書くのもかなり時間が空いてしまいました。

『独学の技法』に関しては、タケダノリヒロさんのブログにレビュー記事がありますのでこちらをご覧ください。

[blogcard url="http://xn--rck1ae0dua7lwa.com/blog/2017/11/18/self-study/"]

わたしなりにも気になった点を2つ、ご紹介します。

 

1. 独学の方針を再考する


とかく、「独学」というと「○○学を勉強する」という思考になりがちです。

少なくともわたしがそうでした。

しかし、それは大きな罠だったんです。

「独学の方針は、ジャンルではなく、むしろテーマで決める」ということです。 言い方を換えれば、「テーマが主で、ジャンルが従」ということになります。




ジャンルに沿って勉強をするということは、すでに誰かが体系化した知識の枠組みに沿って勉強するということですから、その人ならではの洞察や示唆が生まれにくいのです。



テーマを決めて勉強をしたこと、本を選んだことはこれまでにあっただろうか。

「問い」に対する自分の立ち位置、アプローチの方向性を定める上では、分野で切り分けた知識を持っておくのはもちろん有効です。

しかし、それだけに止まっていると「自分だけの意見」を手にすることは難しいのです。

今のところ、わたしもテーマを4つ、5つほど持って独学をするようになりました。

そのうちのひとつは

「本当に意味のある国際協力とは」

暫定的な答えはすでに持っていますが、これを否定するでもなく過信するでもなく、より確度を上げていきたいという思いから、「本当に意味のある国際協力」についてとことん追求していきます。

 

2. 領域を超えるのはリーダーの必須条件


独学の技法に関する本なのに、思わぬところでリーダーシップについても学ぶことができました。

本書終盤で書かれている以下の部分。
リーダーの仕事は、異なる専門領域のあいだを行き来し、その領域の中でヤドカリのように閉じこもっている領域専門家を共通の目的のために駆動させることです。

言い換えると、リーダーにとって「非専門家」になっていくことは必須であるということです。

「専門家」である以上、その専門領域から飛び出して人をまとめていくことができません。

だから、特にこれといった専門分野を持たない今の自分のままでも良いのかな、と思ってしまいました。いや、薄っぺらいままでいても何の意味も無いので勉強はしていきますが。

 

まとめ


これまで勉強法や読書法、といった類の情報は自然と避けているわたしでした。しかし、これは本当に読んで良かったです。

この本を読んでから「独学」への意欲も格段に上がりました。

本の読み方、それから、読みたい本の選び方も変わりました。

独学においては「テーマが主で、ジャンルが従」という点は、これからの人生を面白くしていく上で特に重要です。

人生において、他者からアウトプットを求められていない時期、インプットのための機会費用の小さい時期にしか、大量かつ無節操なインプットはできません。



わたしにとっては、カンボジアで生活をしているまさに今が、インプットの時期です。そのため、読書レビュー記事の頻度が増えるかもしれませんが、どうかおつきあいくださいませ。

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こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

本日はカンボジアの国民の祝日。「虐殺政権からの解放日」です。

39年前の1979年、クメール・ルージュのポル・ポト派による政権が崩壊しました。それを記念して、毎年1月7日は祝祭日となっています。ただ、今日は日曜日なので振替休日で三連休をいただいています。

日本も成人の日で三連休ですよね?

 

今回は、そんな休日にわたしが観た映画を紹介します。

・今まさに、国際支援の現場に携わっている方

・青年海外協力隊やボランティアで「途上国」に行く予定のある方

・グローバルなソーシャルビジネスをしたい方

それから、

・NPO/NGOに寄付をしたいと考えている方

におすすめです。

つまり、国際協力・貧困問題に関心のある方すべてに観ていただきたい映画です。

 

その映画はこちら。

『ポバティー・インク〜あなたの寄付の不都合な真実〜』

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すでに観たことがある方も多いかもしれません。



2014年にアメリカで製作され、日本では2016年8月6日に一部の映画館で公開が開始されました。

 

映画の概要


『ポバティー・インク』の公式サイトによると、以下の通りです。
「貧しい気の毒な人たちのために手を差し伸べよう」「彼らは無力で何もできない」

そんなイメージを謳い、繰り広げられてきた営利目的の途上国開発は、今や数十億ドルに及ぶ巨大産業となっている。その多くの援助活動が失敗に終わり、援助の受け手がもともと持っている能力やパワーも損ないさえする。


私たちの「支援」がもたらす問題は?正しい支援のあり方とは?途上国とどう向き合うべきなのか?ハイチやアフリカを主な舞台に、支援される側の人たちの生の声を伝えるドキュメンタリー。
引用:映画『ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~』 公式サイト Poverty, Inc.



youtu.be

国際協力において触れることが、ある種タブー視されている「援助のビジネス化」「貧困産業」

普段なかなか声の届かない、「支援される側=受益者」の視点で、行き過ぎた支援/援助の現実が描き出されています。

 

名ばかりの「貧困削減」「国際援助」


『ポバティー・インク』は2016年の公開後、東京に用事があった際に渋谷のアップリンクで観たことがあります。


その時の率直な感想は「こんなのありか」ってこと。


当時は1年間の休学期間を終えて、学生生活を送っていました。つまり、ウガンダで5ヶ月間、カンボジアで3ヶ月間のインターンをし、国際支援の現場でがっつりと活動をした後のことです。この時にはすでに、国際協力NGOへ就職という大学卒業後の進路も決まっていました。


この先、国際協力と長く付き合う上で「本当に意味のある支援/援助って何だろう?」という問いを考えていこうとしていた頃、この映画を観ました。


ウガンダやカンボジアでは規模は大小あれど、たくさんの援助機関が活動をしてきました。実際にそれらの専用車両と道路ですれ違うこともしばしば。


長年、数多くの援助機関が介入をしているこのような国は、「援助漬けの国」なんて表現されることもあります。


ただ、現地で生活していると、ひとつの疑問が湧き上がってきたのです。


「これまで数多くの関係機関が支援を展開してきた(している)にも関わらず、なぜ未だに問題が解決されないのだろう?」


何度も読み返している、テラ・ルネッサンス理事長の小川さんは著書でこのように書いています。



過去50年問、欧米諸国は230兆円もの援助マネーを使ってきましたが、欧米諸国からのこの莫大な援助や開発資金はアフリカを改善するどころか、絶望的な混乱を招いています。
引用:『ぼくらのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?』小川真吾、合同出版

230兆円って想像できますか?

同書では「6000年前の縄文時代前期から、毎日、1億円を使い続けても使いきれないほどの金額」と表現されています。


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国際社会はこれまでに、とんでもない額のお金を「援助」につぎ込んできました。

それでも問題が解決されていないのは、なぜでしょう。

『ポバティー・インク』を観たら、その一因が理解できます。


人々の善意から生まれる「援助」がやがてビジネス化し、現行の「貧困ビジネス」「援助産業」によって現地の人たちの生活に、いかにネガティヴな影響が及んでいるかがありありと描かれています。


その中では、特定の個人や組織、国にも言及しています。


援助ビジネスの様態を改めて突きつけられたこと。


加えて、「メディアってここまでできるんだ」という驚きと感嘆の気持ちも含めて「こんなのありか」という感想を抱いたことを覚えています。


そして今、国際協力NGO職員として支援現場に立つ者として「もう一度観ておきたい」と思い、帰国時に購入したDVDを持ち帰ってきたのです。


「本当に意味のある支援/援助とは?」


この問いに挑み続けるために。


 

彼ら/彼女らが「今」必要としていること


映画の冒頭で語られる言葉に、すべてが詰まっています。



開発援助を語るとき、考えるべきは、力を誰が持っていて、本来、誰が持つべきかです

 

・・・・・・

まさに今、観るべき映画でした。


実際に現場で支援活動に従事している者として、ひとつひとつの言葉がぐさっと胸に刺さる感覚。


 

「誰のためのプロジェクトなのか」


 

改めて「支援/援助のあり方」について考え直す、良い機会となりました。

この視点は常に頭に置いておかないと、おかしなことになってしまう。というか、すでにいくつかの組織、地域ではおかしくなってしまっているようです。


何かを始めるということは、同時に、それを終えようとすること。「支援」を始めるのならば、それを終えても良い(援助関係者が撤退しても、現地の人たちが生活を維持していける)状況をつくっていく視点を忘れてはならない。

大事なのは「引き際の見極め」なのかなあと、『ポバティー・インク』を観ていて強く思わされました。



まとめ


全編を通して「決して援助自体を批判するものではない」という姿勢が一環としてとられています。問題なのは、そのやり方。


つまり、関係者らによるこれまでの「押し付け援助」です。


とはいえ、作品の中では援助に対する批判的なコメントがかなり連ねられています。




援助すればするほど、さらに援助が必要になります


援助で発展した国などありません



これらには枕詞として、「これまでのやり方による押し付けの」というのを頭の中で付け加えて観ていただきたいです。


繰り返しますが、決して人の善意からくる行動を否定するような映画ではありません。


ただ、外から介入していくわたしたち(援助関係者)は、特に注意が必要です。


たとえ自分自身が意図せずとも、現地の社会には何かしらのネガティヴ・インパクトも与えてしまっている可能性があるのです。


「誰のための支援/援助なのか」

「誰のためのプロジェクトなのか」

これだけは忘れないでおきましょう。

断言できます。


『ポバティー・インク』は、国際協力に関わっている、関わりたいと考えているすべての人が観るべき映画です。


彼ら彼女らは決して、一生支援が必要な「貧しくて、かわいそうな人たち」なんかじゃないんです。


エンディングソングが終わった後の15秒を確実に見逃さないようにしてください。とても大事なメッセージが込められています。

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活動を通して、村の人たちから学ぶことは山ほどあります。

[kanren postid="42"]

こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。

今更ながら、プロブロガーとして活躍をされているイケダハヤト氏の著作『武器としての書く技術 (中経出版)』を読みました。

結論から言うと、学ぶところが本当に多い1冊です。改めて「発信」することの意義や、これからの方向性が見えてきたような気がします。

 

購入に至った背景


以前よりお伝えしている通り、10月に入ってから友人の原貫太さんと有料マガジンの運営を始めました。周りには「国際協力」に関心がある人もそれなりにいて、仕事として関わりたいという人もちらほら。

しかし、自分自身が学生の時もそうでしたが、他の業界に比べて情報量が少ないんです。特に、同世代で活動をされている方の「現場からの声」がなかなか拾えない。そこに風穴をあけたいという想いもあって、マガジンの執筆に取組みだしました。

[blogcard url="https://note.mu/kantahara/m/m50c134273354"]

上述の通り、このブログとは違って有料なんです。お金が発生しています。そこに対する責任感もありますし、個人的にももっと文章力をつけたいという想いが強くなってきました。

今の時代、ライティングに関するノウハウなんて、ネットで検索すれば山ほどヒットします。しかし、それらは断片的な情報で、それらを収集して自分のものとして再構築していくのが面倒だったので、今回は効率性を求めてこの本を買うことにしました。

2013年出版と、決して最新のものとは言えませんがこの本を選んで大正解でした。

 

婉曲表現を避ける


あなたの言いたいことは思ったほど伝わらない。表現はちょっと強めくらいでちょうどいいのです。心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。


わたしも、言い切ることにはある種の怖さを感じていました。果たして、これが正しいのだろうかと。その結果、客観的に見たら当たり障りのない、何の変哲もない文章しか書けなくなっています。ピークのない山を歩いているような、登っているのか下っているのかも分からないような感じ。

これを読んで、受取手がどのように感じるかは、向こうが判断すれば良いことであって、自分は自分の意見を書けば良いのだなと腹を括ることができました。

それから、これは文章でも確かにそうですが、人と話すときにも通じるなあと思って読んでいました。特に、ミーティングの場や英語で話す時。

「〜だと思いますけどね」「〜な気がします」

Maybe, 〜〜〜. / 〜〜〜, but I’m not sure.

これ、完全に逃げているなと。自分の言葉に対する責任を放棄しているように思えてきました。

すべての局面でこれらの表現を避けるのは難しいかもしれませんが、極力、伝えたいことはストレートに伝えていこう。

 

質量転化の話


ひたすら量を書くことの大切さも、この本著の中で語られています。

とにかく量を書いて、「発表」せよと。

今の自分に圧倒的に足りていないのはアウトプットの量。生活や仕事を通して毎日インプットをしているにもかかわらず、アウトプットとのバランスがかなり悪い。

質量転化の法則なんかもありますが、量だけを追い求めても意味が無いのは感覚的にわかります。何も考えずに量を追うのは時間の無駄なような気がして。

最終的には質も、量も必要になってくるのですが、わたしのような凡人は、まずアウトプットの量を増やしていくのが目標への最短経路なのでしょう。

 

「書く」ことで広がる世界


書くこと・アウトプットし続けることで、新たなコミュニケーションが生まれることが、イケダハヤト氏の実体験をもとに説かれています。これは、わたしにとって非常に明るい話です。

と言うのも、カンボジアに住んでいると物理的に、日本人と出会う機会は極端なほど減少します。これは、「世界平和の実現」というヴィジョンを達成する上では大きな損失です。世界平和なんて、わたし1人で、あるいはわたしたちの組織1つで達成できるほど簡単なものではありません。

また、個人的にも数年後には面白いことをしたいなあ〜〜なんて考えているので、仲間の存在は必須です。

インターネットが普及し、SNSで当たり前のように世界中の人と繋がることができる今の世の中。カンボジアに滞在しているという状況とこれらのツールをうまく活用しながら、人との繋がりを構築していきたいものです。

 

まとめ


さすが、プロが書く文章だけあってすらすらと頭に入りながら読めてしまいます。今のところ、ブログで本気で稼いでいこうとは思っていないので、第4章は読みとばしました。(その気になった時に、また読み返すことになるでしょう)

とにかく、これから文章を書くことを楽しみにしてくれる、そして本を読むということすらも楽しみにしてくれる1冊でした!

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こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。


 


一時帰国がいよいよ今週に迫っており、カンボジアでやり残しがないようになんとかしなければと週末を過ごしています。


 


さて、そんな週末に気分転換に少しAmazonを眺めていると、読みたい本が色々と出てきたのでまとめておこうと思います。


 


とりあえず、列挙してみました。


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[amazonjs asin="4023311812" locale="JP" title="世界は貧困を食いものにしている"]


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[amazonjs asin="4862762336" locale="JP" title="BoPビジネス3.0――持続的成長のエコシステムをつくる"]


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資本主義・グローバリゼーション・貧困


この辺りが最近、すごく気になっているところです。


これはカンボジアに来る前から関心のあった分野ではありますが、現場で実情を体感して改めて、もっと勉強したいと思うようになりました。


資本主義やグローバリゼーションそのものを否定する気はさらさらないのですが、それらによって大変な状況に追い込まれている人々が世界の大半を占めるわけで。


それらの流れを上手くてこ入れして、問題の解決に向かえるのではないかと。


 


「支援」を必要としている人がいるのは事実だと思います。


しかし、それだけでは世界で起こっている問題を根本的に解決することは不可能です。


より大きなインパクトを、より大きな社会のうねりを創り出すためには、より多くの人が、お金が動いているところにもアプローチをかけていかなければ。


 


自分としては、将来的にこの辺りに関わっているような気がしています。


 


 


そのためにも、知識も経験ももっと積み上げていきたいものです。


 


つまり、一生、勉強です。


[kanren postid="18"]

 


こんにちは!新卒「国際協力師」の延岡由規(@yuki_nobuoka)です。


皆さん、「ワークショップ」という言葉を耳にしたことはありますか。


NPOやNGOをはじめ、広く市民団体や最近では地方公共団体なんかでも、よく取り入れられる手法です。特に、国際協力や街づくりに関心のある方は、ワークショップ形式の講座やイベントに参加したことがあることと思います。


また、教育現場においてもこれまでの一方通行型の授業に取って代わって、用いられているのではないでしょうか。


 


今回は、そんな「ワークショップ」について、改めて考えさせられる書籍『ワークショップ―新しい学びと創造の場 (岩波新書)』をご紹介します。


将来、NGOで働きたい方から、街づくりに携わりたい方、教員を目指している方、ビジネスの世界で頑張っていきたい方まで、「誰かと何かをしたい」すべての方におすすめです。


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この本、初版発行日が2001年と、もう15年以上も前になりますが、その内容は今読んでも革新的なもので、ワークショップの本質を突いていると思います。


 


第1部では「ワークショップとは何か」を改めて定義づけ、その興隆の背景を紹介しています。その上で、現在日本で実施されている様々なワークショップを7つのカテゴリーに分けて、概要を説明します。


第2部では、著者の体験をもとに「ワークショップの実際」の様子について、第3部においては「ワークショップの意義」と題し、ワークショップの持つ特徴や現代社会における意義、可能性を述べています。それだけでなく、ワークショップの限界や注意点にも言及している点が興味深かったです。


最後の第4部では、ワークショップ的な手法を実際の社会で応用するための具体的な方法が「ワークショップの応用」としてまとめられています。


 


書籍のタイトル通り、ワークショップに関してまとめられているのは当然なのですが、わたしが印象に残ったのは普段なら読み飛ばしてしまいそうな箇所でした。



いたずらに目的地に心を馳せて今ここの瞬間をおろそかにするよりも、「今、ここ」を味わうこと。それなくして、いつ最終目的地に到達するというのだろう。

(113ページ)



 


未来のこと、将来のことを考えてわくわくするのがわたしの趣味のひとつなのですが、 結局それらは今の積み重ねでしかないことを改めて思い出させてくれました。


 


わくわくの未来を手に入れるためにも、「今、ここ」をもっと深く味わおうと。


 


また、なぜワークショップの現代的な意義を紹介する場面で、以下の問いがなされます。



本当の豊かさとは何だろうか。モノをたくさん持つことやエネルギーを大量に消費することが「豊かさ」の指標になるような時代は終わった。では何が?

(151ページ)



短いですが、かなり本質的な問いですよね。



私たち一人ひとりは地球を構成する小さな細胞だろう。もっている知恵も力も情報も大したものではないかもしれない。しかし、その小さな細胞がそれぞれの知恵と力と情報を持ち寄り、相互に関わりあう中で、単なる総和を越えたもっとずっと大きな知恵や力を生み出すことがあるのだ。

(157ページ)



 


ワークショップはそのための手法のひとつであると。


 


すでに書いた通り、ワークショップの可能性に陶酔するのではなく、批判的な視点からワークショップについて著者の考えが書かれている点も、非常に面白いです。


 


この本を読んで、将来的に自分がやりたいことが、また何となく見えてきたような気がします。


興味のある方はぜひ、お手にとってみてください。


[amazonjs asin="4004307104" locale="JP" title="ワークショップ―新しい学びと創造の場 (岩波新書)"]

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